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2012年10月7日日曜日

トロール会での講演


10月6日、かねてから依頼されていた講演の日となった。「大使館ウィークin Nikko」と重なって一週間延期してもらった経緯がある。私達がノルウェーに赴任している時、県が研修旅行と称して市町村を対象に募った30人くらいの団体をお迎えしたことがある。女性のグループであった。そのグループがトロールの会と名付けて、あれから10年たったということで10周年記念の集まりをすることになり、そこでの講演を約束していたのである。縁とは不思議なもの。あの時、10年後にまさか宇都宮でこういう機会に出会うなんて夢にも思っていなかった。そもそも私たちが日光に住むようになったことも当時は予期していなかったことである。講演の内容は経験談義ということであったが、やはり、先般の「大使館ウィークin Nikko」の話をまずさせていただいた。知らなかった人が殆どであったことにまずショック。あのようなプロジェクトを夫が企画するに至った経緯から、途中の経過状況、やり終えたことの報告等、いわば、私自身のこれまでの経験を生かし、総力を必死で発揮する機会であったこと、いわば、今まで培ってきたことの総集編みたいであったことをお話した。拙著に触れながらあちこち話が飛んだりしたが、全体的に用意したレジメは使わず、聴いている方々のお顔を見ながらお話出来たと思っている。私自身、フリーハンドで楽しくお話が出来たように思う。聴衆と心が一つになるようにするべく、これも経験を重ねてこそ出来るようになるのだと思う。

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