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2016年11月2日水曜日

南京から(1) Report from Nanjing (1)


                            
  先程まで息子の迎えで羽田まで行っていましたが、1時間後には羽田から翌日の成田からの出発に備えて、蘇我の長女の所へ移動。
蘇我ではもうしばらく味わえないだろうからと本マグロ、ぶりのお刺身に、霜降り牛のすき焼きをご馳走になりました。更に、明里ちゃんが幼稚園の芋ほりで掘ったさつまいもが沢山ふかしてありました。残った分は南京まで持ち込んで、今朝も食べたところです。お腹が一杯状態になったため、ケーキは明日(30日)、ということで朝食の時に出されたケーキは何と、バースデーケーキ。10日遅れの誕生日祝いだと、又、ハピーバースデー気分に。今年は2歳一挙に年を重ねたかも。9時過ぎにみんな一緒に成田へ。にぎやかに見送ってもらいました。午後1時の南京行き直行便で予定通り南京に着きました。ここからが私の人生最大の失態経験をすることになるとは。結論から言いますと、「災い転じて福となり」です。



空港で、いろいろ手続きを済ませ、スーツケースを受け取って、検査を通り、出迎えてくれていた学生の姿を見て、再会を喜び、そのまま、大学側から車が来ていて無事にキャンパスまで(約1時間)たどりつき、宿舎の前には1年生の学生まで(実は1年生は担当しないのに、部屋の掃除をしてくれた由)出迎えてくれていて、感激しました。

ところが、ここまできて、私の機内持ち込みのキャリアバッグが無いのに気が付いた事が。??どこからか無意識のうちに、大切なパソコンを入れていた機内持ち込み荷物のことが頭から抜けてしまったよう。プレイバックして、あそこまでは確実にゴロゴロ引いていたということを必死で思い出し、ベルトコンペアで預けた荷物が出てくる所で、大きなスーツケースを無事引き取ってから、次のステップに進む時にどうやら積み残したらしいということがわかってきました。学生が空港に電話して説明しても、らちが明かないので、即、Uターンして再び1時間かけて飛行場へ。半分棺桶に足を突っ込んでいた私の心境を想像して下さい。パソコンが無くては、何も出来ないのです。神様、仏様、皆々様、お願いです。荷物が無事に見つかりますように!!・・・・ 

生き返りました!! 清掃員がちゃんと担当の事務所に届けてくれていたのです。日本ならともかく、ここは中国。確率は低いと奈落の底に本当に落ちた状態でしたが、キャリアバッグを見た時、腰が抜けそうに感謝しました。皆に頭を下げて・・でもこの経験で落ち込むのではなく、一つ学んだことを糧にすると人生は一層実り、楽しくなると思うこと。これは夫の弁。(私の失態を最初は怒っていましたが)。確かにそう思うと気持ちが滅入らなくなります。何も命を落とす話ではないのですから。人生、光がパッと射す時があることを信じることです。



出発前のアセアン10か国駐日大使夫妻を日光に招いての大文化交流イベントのあった10月17日には市川から次女がカメラ持参でイベントに駆けつけてくれました。彼女は家族ぐるみで地元での大きなイベントを企画していて私達が出発する30日は大忙し。このため、一足先に、私達にエールを送りに日光まで来てくれたのでした。17日は夫の誕生日。20日は私の。いろいろ重なった日となりました。彼女達が企画したハロウイーン企画は大変盛況だったようです。



PCに詳しい学生に助けられて使用期間1か月のこのサイトが可能になりました。
              2016年10月31日(月) 11時半 

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